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すげ〜飛行機SR-71

世の中には何にでもすげーやつがいる。
その中に飛行機のすげーやつがいる。

その飛行機は弾丸よりも速く、1秒間に1km進むことができる。

このスピードで急旋回したとしても、
半径が100km以上になってしまう...

あまりに速いから、空力加熱ですごい熱さになる。
飛行機の先端は430度くらいで、
空気取り入れ口だと650度にもなってしまう。

飛行する高度は2万5千メートル。
旅客機の2倍以上の高さを飛ぶ。
2万5千メートルと言ったら25km。上向きに25km。
地球の大気の97%がこの飛行機の下にある。
上を見れば真っ暗。そんな高さ。

実用機の中では世界一高く、世界一速く飛べる飛行機。

SR-71 ブラックバード

実はこの飛行機はアメリカの偵察機。

偵察機だから敵対国上空に行き写真を撮って帰ってくるのが任務。
敵対国の上を飛ぶからミサイルで狙われる。
撃ち落されずに帰ってくるために、ミサイルより速く、ミサイルより高く飛ぶ。

強烈な速さのため、
強烈なソニックブーム(衝撃波)が出る。
地上に強烈なソニックブームが届いてしまうと大変。
あるときは、飛んでるときにエンジンが止まって再始動したところ、
高度9000メートルで2つのエンジンが始動した。
このとき発生したソニックブームが地上まで届いてしまい、
数キロにわたって窓ガラスが割れたり、煙突が倒れたりしたそうだ。

アフターバーナー全開のSR-71

あまりにも速いから、
常識的感覚とずれてしまう。
例えば、東向きに飛んでいくとき、
昼の世界から夜の世界に入っていく。
このとき、昼の明るさから、急に闇の世界になるそうで、
地獄に飲み込まれるような感覚だったそうだ。
そして、旋回して西向きに飛ぶと、
地球の自転よりも速いから、
西から日の出が見えてしまう。

黒に塗られたチタン合金製の機体

こんなすごい飛行機が最近出来たのかというと、
実はもう引退してしまった飛行機。

初めて飛んだのは1962年。

まだパソコンなんてない時代。
まだ新幹線も走ってない時代。

そんな時代に作られた代物。
そんな時代に生まれた怪物、

今見ても色褪せないその性能は、
その時代の飛行機に比べ並外れた技術だった。
何世代も先を行った技術だった。

こんな凄いものを、
常識はずれな時代に生み出した技術者たちもすげ〜と思う。

どんなにすげ〜ものでも人が作りだしたもの。
人しだいで不可能が可能になる。
そんな人になろう。

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