今の車 NISSAN SKYLINE 25GT-TURBO
2004年1月〜の
ぼくのクルマは↓コレです。
ER34 スカイライン25GT-TURBO(通称ぺろ)
ってクルマです。
といわけで、2台目もスカイラインです。
2ドアのクーペで色は黒。
HR33からのグレードアップ。
カタログスペックでは馬力もトルクもカムの数も2倍以上のアップ。
R34を買うときの条件は2ドアの25GT-TURBO。
ついでに、サイドステップ・リアウィング必須かな。
そして、いじっていない程度のいい車。
これにあうのは2台あった。
両方純正のフルエアロ。
違うのはウィングが3分割のでかいウィングか、普通のウィングかの違い。
まぁ普通タイプのほうにはサンルーフがついてた。
ちょっと悩んだ。
3分割の大きなウィングはいやだった。
でもサンルーフも無くすっきりしていい。
もうひとつはサンルーフつきだけど、いい感じ。
2台とも同じ189万円で、どちらも走行距離は2万キロ台。
結局サンルーフつきの普通ウィングのスカイラインに決定。
高い買い物だった。
型式 | ER34 |
グレード | 25GT-TURBO |
エンジン | RB25DET(フルノーマル) |
ECU | Power FC (標準データをちょっといじった) |
足回り |
Trust PERFORMANCE DAMPER Type-S NISMO テンションロッド(強化ブッシュ) |
駆動系 |
EXEDY製 カーボンツインクラッチ NISMO GT L.S.D. Pro (2Way イニシャルトルク6kg・m) |
吸気系 |
TRUST 純正交換タイプインタークーラー HPI コットンタイプむき出しエアクリーナー |
排気系 |
HPI デュアルフロントパイプ NISMOヴェルディナセミステンレスマフラー |
冷却系 |
純正オプションオイルクーラー BNR34純正サーモスタット |
ブレーキ |
ローター(フロント):DIXCEL 熱処理ディスク パッド(フロント):RAM'Sブレーキパッド パッド(リア): Lockheed ZR ブレーキホース:nismoステンメッシュホース |
エアロ |
純正オプションALTIAバンパー 純正オプションALTIAサイドステップ 純正オプションALTIAリアバンパー BNR34GT-R純正リアウィング |
タイヤ |
Front: FEDERAL 595RS-R 235/45R17 Rear: AW ATR Sport IR6688 235/45R17 |
ホイール |
F:Prodrive GC-05F 17×8.5J +34 R:Prodrive GC-05F 17×8.5J +34 |
シート |
運転席 : RECARO SR-4 助手席 : 純正シート |
追加メーター | R34 GT-R 純正MFD |
ボディ強化 |
CUSCO リアストラットタワーバー Do-Luck フロアサポートバー ナギサオート がっちりサポート |
ぺろと最初のふれあい
納車日。
お店まで取りに行き、帰りはウキウキで帰った。
エンジンも暖まったとこで、全開。
はえ〜
加速Gを感じる。(HR33では加速Gはほとんど無い)
ハンドルを切ったら曲がる。
ハンドルのレスポンスがいい。切ったら切った瞬間に曲がり始める感じ。
HR33の方がフロント軽いはずなのに、ER34の方が全体的に軽い感じ。
こうも違うのかという感じ。
これが自分の車とは実感が湧かない。
それに内装のいたるとこにワックスがかかっててヌルヌルして気持ち悪い。
独特の匂いもあって、他人の車に乗ってる感じ。
まぁ最初の感想はこんな感じ。
納車日にこの車の悪いとこを発見。
それはシート。
これはR33のより悪い気がする。
納車してそのまま実家に帰った。約1時間半のドライブ。
これで、腰がいたくなったし、体全体がだるくなった。
運転中も疲れた。
これはまずい。ということで、すぐに今まで使ってた(借り物)レカロSR-4に変えた。
う〜ん。いい感じ。
これで運転は疲れなくなった。
内装の感想
他人の評価ではR34は内装が安っぽいとか言うけど、
高級っぽいのは好きじゃないからこれくらいがいい。
不満をあえて言えば、ザラザラした塗装部分がいや。
ここは塗装がはげやすそうだし、よく触る部分だと、すぐにぼろい感じになりそう。
内装で目立つ部分といえば、
ターボ車は標準でブースト計、油温計、電圧計の3連メーターが付いてる。
電圧計は必要ないけど、ブースト計はおもしろい。
これがあると運転が楽しい。
アクセルに反応して、エンジンに入り込む空気の量が見えてくる感じ。
省燃費走行をするときは、正圧をあまりかけないようにしたり。
車の状態がわかるってのは楽しいことだと知った。
3連メーターもいいけど、もっと車の状態がわかるようにと、
R34 GT-Rに標準装備されてるMFD(マルチファンクションディスプレイ)を取り付けた。
これで、グラフィカルにいろいろな表示をすることができた。
コンピュータがどんな風にエンジンを制御してるのかがわかって面白い。
運転がさらに楽しくなった。
外装の感想
R34が出る前に車雑誌で見たときは、ホントにこれで出すの!?って感じだった。
R33後期のようなかっこよさを感じなかったし、中途半端な感じがしたから。
リアの大小のテールランプも違和感だらけだった。
初めてみた時は、う〜ん。R33のほうがいいって感じ。
でも、発売されてすぐにカタログをもらうと、
やっぱりほし〜って思ってしまった。
その時はまだ学生だし、買えるお金なんて持ってないから、思うだけだけど。
それにR34を自由に乗りまわせる腕も無かったし。
まぁそんな感じで、時間がたってくるとR34がかっこよく思えてきた。
R33には無い魅力。線で構成された感じのボディ。
R33は丸みがあってきれいなラインって感じ。
R34はシャープで切れる感じのライン。
どっちもスカイライン。
リアフェンダーのサーフラインというのかな?あれがあるとスポーティな感じ。
今の車は、デザイン重視で、綺麗にまとまりすぎて、あまり魅力を感じない。
R34は古いデザインかもしれないけど、個人的には好き。
まぁノーマルの車高は異常に高いけど。
あと2cm落として、一般車並だと思う。
サイドステップとリアウィングをつけたR34の雰囲気は好き。
走りの感想
スカイラインといえば、見た目よりも走りが重視されてきた車。たぶん
だから走りが悪いはず無い。
初めて乗った感想ははえ〜
それまで、カタログ値で130馬力の車から、
280馬力の車に乗り換えたわけだから、あたりまえ。
慣れてくると、ホントに280馬力かなと思ってる。
多分230馬力くらいでしょう。
肝心の走りはというと、ハンドルを切ったら切ったとおりに曲がってくれる。
誰でもそこそこ速く走れる感じ。
ただ、限界の60%くらいから、ちょっとアンダー気味になってくる。
それでも切れば曲がるから安心だけど、
個人的には軽いオーバーステアな方が楽しいから好き。
R34はリアのトラクション性能が高いので滑らせようとしても、なかなか滑らない。
滑ってもすぐに元に戻ろうとする。
それに比べて、フロントはなんか頼りない。リアに比べて、負けてる感じ。
そこが気に入らないところ。
・山道での感想。
馬力的には十分だし、普通に楽しんで走る分にはとてもいい感じ。
一番気になるのはノーマルでのLSDの効きの悪さ。
ノーマルでビスカスLSDがついてるけど、まったく効いてない。オープンデフと同じ。
一回、車をジャッキアップしてビスカスの効きを確かめたけど、まったく効いてなかった...
まぁノーマルでも速く安全にそこそこ楽しく走れる車。
スポーティに走るなら機械式LSDの取り付けがおすすめ。
・ミニサーキット(オートポリス・レイクサイドコース)での感想。
ノーマルでそこそこ速い。
やっぱりフロントの物足りなさを感じてしまう。
路面ミューが高いところで、バリバリドリフトをやるならもうちょっと馬力が欲しいかな。
問題は油温。冬の寒い日でもあっという間に120℃突破。
ハードな走りをするならオイルクーラー必須です。
・ドリフトでの感想。
この車はドリフトはやりやすい。
馬力もそこそこあるから、ドリフトの維持も簡単。
機械式のLSDを入れればかなり楽しめるはず。
ノーマルでも十分できる。
ただ、ハイスピードドリフトや、白煙モクモクドリフトさせるならもう少しパワーがいるかな。
HICASついてるとドリフトできないとか言う人もいるけど、そんなことはない。
実際にやってるし。
HICASがあると違和感があるとかも聞くけど、自分は鈍感なのか、
全然違和感を感じないというか、どういう風に効いてるかわからない。
違和感無く電子デバイスをつけるというのは、技術者はがんばったんだろうと思う。
まぁ個人的にはシンプル好きなので、なくてもいいかな。
総評
ER34はいい車だと思う。
今新車で買おうと思っても買えないタイプの車。
そこそこパワーのあるFRターボ。
R34は製造期間も短く、台数もあまり出てないから、貴重な車。
スポーティに走れて、ドリフトできて、遠乗りも楽チンな車を探してるならER34はおすすめ。
ノーマルでも速いけど、やっぱりノーマルは万人向け。
自分好みに仕上げていくのも楽しめる車。お金かかるけど
そんなER34に長く乗っていこうと思います。
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