NISMOテンションロッドへ交換
日産FR車に乗ってる人の宿命、
テンションロッドのブッシュの寿命が来た。
総走行距離63000kmくらだった。
本や、いろんなサイトに載ってる通り、
ブッシュ内のオイルが漏れてる。
というわけで、テンションロッドを交換することにした。
ちなみにテンションロッドは、
フロントのサスペンションの一部で、前後方向にかかる力を支えるアーム。
前後方向なので、加減速のときに力がかかる部分。
多分、フルブレーキの時に一番力がかかる。
なのでここを変えると、ブレーキング時の安定性に効くってよく言われてる。
まぁそんな風に押されたり引っ張られたりする力がかかる部分だな。
そんなテンションロッドは、乗り心地をよくするためや、
車体への負担減少のために大きなゴムブッシュを介して車体とつながってる。
その大きなゴムブッシュ内にはオイルが入ってるらしく、寿命が尽きるとオイルが漏れ出してくる。
今回はそれ。
大きなゴムブッシュなので力がかかると、たわむ。
ハードブレーキングしてるときとかは、ゴムブッシュがたわみ、
足回りがグニャっと動いてアライメントもグニャっと変化する。
ハードな走りをする場合は、そんなグニャグニャは邪魔。
それを消すためのテンションロッドがアフターパーツで売ってる。
純正品以外で選ぶとしたら、大きく2種類ある。
ブッシュを強化した、強化ブッシュテンションロッドと、
ブッシュを使わずピロボールにした、ピロボール式テンションロッド。
前者で有名なのは、nismoのテンションロッドだな。
これは純正と同じアームでブッシュが強化されてるだけ。
あっ あと色がシルバーで塗られてnismoってロゴが付いてる。
後者は色んなとこから、質、価格、機能それぞれで出てる。
んで、悩んだ結果↓これにした。nismoのテンションロッド。
ピロボール式にするとブッシュのたわみは無くなるけど、
ボディへダイレクトに力や衝撃がかかる。
長く34に乗りたいし、鈍感な自分には交換してもわからないだろう。
だったら車に優しい方にしよということで、ゴムブッシュタイプへ。
だけど、ちょっとはスポーティにしたいということで強化ブッシュタイプにした。
取り付け
んで早速交換。
とりあえず、寿命の尽きたブッシュを見る。
こんな感じでオイルが漏れてる。
左右同じ感じで同じ時期に漏れ出した。
交換は、ねじを外して、ロッドをはずして、新しいロッドをつけて、ねじ締めするだけ。
で、まずはいつも通り車体を怪力で持ち上げる。
あとは、アンダーカバーが邪魔になるので、取り外す。
これもネジと樹脂のピンで留まってるだけななので簡単に外せる。
硬いけど、がんばってナットを緩める。
緩めるのは、車体側の1本と、ロアアームに固定している2本で、片側計3本
外れたら↑こんな感じ。
写真に写ってる棒はスタビライザーってやつ。
取り外したテンションロッド
取り付けるテンションロッド
シルバーにしてnismoってロゴがあるだけで、ちょっと高級そうに見える。
↓ここに取り付け。
とりあえず、仮留めしておく。
このまま締め付けると、地面に下ろしたときに、ブッシュに力がかかった状態になるので、
1Gをかけた状態(地面に車がついている普通の状態)にして締めつける。
ホントはタイヤをつけて車を下ろして締めつけるのがいいんだろうけど、
めんどくさいので、ジャッキでロアアームを持ち上げ仮想1G状態にする。
これで締め付けて完了。
あと同じように右側もする。
取り付けたらこんな感じ。
シルバーなアームがちょっとだけスポーティ?
インプレッション
んで、取り付け後の感想。
違いは、
わかりませんでした。
自分は鈍感だから、
明確な違いはよくわかんなかったです。
どっちにしても、劇的に体感できるほど変化するパーツではないかな。
ピロテンションロッドに関してはわからないけど、
強化ブッシュテンションロッドくらいだと、体感度は低いかなと思う。
純正ブッシュの寿命が来てて、
純正と変わらない乗り心地や、
信頼性を求めるなら、NISMOのテンションロッドはおすすめ。
個人的には、これなら純正テンションロッドでもいいのかなと思っちゃったりして。
作業日:2006/9/23
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