FLAT OUT
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Cusco リアストラットタワーバー取り付け

リアタワーバー

手軽にボディ剛性をアップできるパーツ。
それがストラットタワーバー。
ストラットタワーバーは車のボディの左右をつなぐつっかえ棒のことで、
左右をつなぐことで、ボディのねじれ、歪みを防ぐことができる。
走行中、車のボディは意外とグニャグニャ動いてる。
そのグニャグニャを無くして行くと、ハンドリングレスポンスが良くなったり、
トラクションのかかりがよくなる。

R34は剛性が高いって言われてるけど、そんなのをあまり感じたことがない。鈍感だからかな?
R34の発売当時(1998年)は、それ以前の車と比較すると高かったかもしれないけど、
今の水準からすると普通くらいの剛性なのかなって思ってる。
それにヘタリもあるだろうし。
剛性って馬力みたいに測定することないから、体感的にしか分からないので、
ここでは剛性感としか言えないけど。
個人的に思うのはR34のリアの剛性は高いけど、リアに比べてフロントの剛性は少し低いかなって思う。
と言いながら、今回はリアの剛性アップ!
その名もリア・ストラットタワーバー

ER34は最初からフロントタワーバーはついてる。でもリアはついてない。
というわけで、リアにもタワーバーをつけようって思った。
ボディがヘタっていく前にボディ強化しておくのもいいかなと。

R34の2ドア車には取り付けてくれって言わんばかりの、ボルトが最初からついてる。
(4ドア車には無いらしい)
んでそこに取り付けられるのを探した。見つけた商品はCUSCOのリアタワーバー。
CUSCOのHPを見て調べると、純正タワーバー付車用って書いてる。
けど、純正タワーバー付のER34は無いし、普通にR34クーペには取り付け出来るらしい。
すかさず、ネットで購入♪

取り付け

早速取り付け。
取り付ける場所はトランク内の左右の足回りの上のとこ。
まずトランクを開ける。

開けると大して広くない空間が出現。

次にトランク内の内張りを外す。
思ったより簡単に外せた。

内張り無いとスパルタンな感じ。
ハイキャスコントロールユニット?が奥に見える。

内張りを外すと、左右のとこに、ビニールでキャップがされてるボルトが2本ずつある。
このキャップを取って、タワーバーの取り付け。

キャップを外して2つのボルトが見えるところ。

このボルトにタワーバーをはめる。

バーの台座に「この面を上にして取り付けて下さい。」とある。
これに従ってはめてみる。
はまらん...
見るからにはまらんぞ。
逆にしてみた。
いい感じだけど、ちゃんとはまらん...
ボルトの穴が微妙にずれててハマらない。
色んな方向で試したけどハマらない。
そんなにボディがひずんでるのか!?
ちょっと焦る。

説明書を見ると、バーと台座を外してから、まず台座を仮止めするって書いてる。
説明書は読みましょう。

と言うわけで分解。右に見える黒いのは内張りを留めてたやつ。

左右の台座を仮止めして、バーをはめて締め付ける。

いい感じ♪

バーをはめたまま内張りの取り付けは出来ないので、
もう一回バーを外す。
んで、台座の出っ張りの部分のために、内張りの一部をカッターで切り抜く。
穴が開いたら、内張りを元に戻す。

穴を空ける場所が予想よりずれてて、変になった...まぁいいや。

んで、外してたバーを取り付け。

超いい感じ。
スポーティな雰囲気出てきた♪
走ったらどんな感じなんだろ?って思いながら、トランクを閉めて終了。

「ゴン!」
トランクが閉まらない...
あせる。
なんかトランクの右側(運転席側)の支柱がタワーバーの台座の下の部分と干渉してるみたい。
無理やり閉めると、トランクが5mmほど浮いてる。

超さいあく〜
くまった。

ネットで調べると、やっぱり干渉した人もいるみたいで、
干渉部分を削って取り付けたって人を何人か見つけた。
あたってる部分を見ると、台座の出っ張りのちょっと削ったらいい感じ。
ただ、削るにも道具が無い。
というわけで削ってくれそうなお店に聞きに行った。
台座を外して持ってきたら2千円でしてあげるよって言われた。

2千円なら自分で道具を買ってやってみよって思った。
でもどんな道具で出来るのかよくわからん。
金ノコで切り取るか、グラインダーで削るか悩んだ。
とりあえずホームセンターへGo!
グラインダーを見てみると色々あるある。
値段の違いが何の違いなのかはよく分からない。
見た感じ、5千円〜1万数千円くらい。
金ノコを見たら、500円〜1500円くらい。
金ノコに決めた!
レジに向かってる途中に安いグラインダーが並べられてた。
1900円。安い。
とりあえず、金ノコは売り場へ戻した。
グラインダーを買って、一生に何度使うのか?って気もするけど、
持っていて損は無いはずということで、グラインダーを購入。

グラインダーで台座の当たっていると思われるところを削るんだけど、
グラインダーを触るのが初めてなので、
とりあえず電源を入れてみる。
ウィーーーーーン
かなりうるさい...
これは危険かも。
ということで、ジャージを履き、軍手をし、保護めがねをかけ、安全靴を履いた。
そこまでやったけど半袖...
ベランダで作業開始。

台座を置き、安全靴を履いた足で固定。
スイッチを入れる。
どきどき。
生まれて初めての接触。
ウィーーーン ギギャギャギャー・・・
すげ〜
線香花火の1億倍くらいの火花が飛ぶ。
明るくて、繊細で綺麗...
ただ、超うるさい。
この時夜9時。
このままベランダでやると騒音による殺人事件が起きる可能性が。
というわけで室内でやることにした。
火花がすごい飛ぶので、即席防御壁もダンボールで。
燃えないように湿らせて準備万端。
スイッチオン!
ウィーーーン ギギャギャギャー・・・
すげ〜

自分の部屋の中で、火花飛びまくり、鉄の焼ける匂いがしまくり。
グラインダーを押し付ける力で火花の量も変わる。
ちょっと強めに押し付けると、火花バリバリ。飛んできた火花が顔とか、首とかに当たって熱い。
部屋の中でも大音量。ベランダよりましだけど。
ごめんなさいって思いながら、削りまくった。
削ること5分。
思ったくらいに削れた。


とりあえずトランクが閉まるようになったか確認のため駐車場へ。
台座を仮止めして、トランクを閉める。
まだだめみたい...
部屋に戻り、削り再開。
だんだん疲れてきた。
さっき削った分より多めに削ってみた。
また駐車場へ。
仮止め。
だめ。
今日はもう遅いからやめた。
なんか今度は台座の上の部分が当たってるみたい。
嫌になってきた...
続きは次の日へ持ち越し。

強度が落ちない程度に上の部分を削る。

駐車場へ。
いい運動だ。
トランクを閉める。
ドン。
まだ当たる。
というか今度は台座全体が当たってる...
これ以上削ると台座がなくなるべ...
ちょっと考える。

もしかしたら、ちょっと奥の方に斜めにつければ何とかいけるかも!
というわけで、ちょっと奥に出来るように台座のうらの出っ張りを削る。

仮止めしてトランクを閉める。
どん。
おぉ〜ちゃんと閉まった。
超うれしい。

斜めに取り付けてもしっかり締め付けられるように、ボディと台座の間にワッシャーを2枚挟んだ。
ワッシャーはM8×22厚み1.6mmのを買った。
いい!

あとは削った部分の錆止めにプラモ用クリアブルーを塗った。
あまり見えない部分だからかなりてきと〜

そんな感じで取り付け完了。
社外品パーツはこういうことがあるから買う前は悩む。
今回はCUSCOって有名メーカーだから間違いないだろうって思ったけど、
やっぱり順調に行かなかった。
CUSCOのHPに「純正タワーバー付車用」って書いてるのは、
取り付けできない場合もあるから、そう書いてるのかな。
まぁ結果オーライ。

取り付け後の感想

これはいい!
最初はプラシーボ効果(暗示、思い込み)かなとか思ったけど、
何回も取り付けたり外したりして乗り比べたので、違いがよく分かった。
リアがしっかりして、でこぼこ道とかでリアがグニャグニャ動いてる感じが無くなった。

メリット
・ボディがシャキッとした感じがする
・ハンドルレスポンスが上がる
・トランクを開けたときにちょっとかっこいい
・リアからのキシミ音が多少減る
・リアのトラクションが上がるかも
デメリット
・トランクの奥のとこに物を置けなくなる
・取り付けに台座の加工が必要な場合がある

ER34は、このバーがついているのが設計段階のノーマルなのでは?って思う。
取り付け用ボルトも最初からあるくらいだし。
コスト的な問題とか、トランクスペースの問題で泣く泣く外されたパーツなのかも。
車開発はコストとの戦い。
コストの戦いで敗れたとこなんだろうな。
このパーツはお勧めだけど、
取り付けするときに、削らないといけない可能性もあるので、
一応削る覚悟をして買った方がいいかも。

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