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トラスト製 Greddy PERFORMANCE DAMPER Type-S 全長調整式車高調

トラスト車高調パフォーマンスダンパー
今までつけてたHKSのHIPERMAX2って車高調が寿命になってしまって、
乗り心地の悪化、コトコト音が出だした。
なのでオーバーホールor買い替えることにした。
まずオーバーホールするとどれくらいコストがかかるか調べた。
1本2万円で、4本で10万円くらい。
んでオーバーホール中は、車高調を外して渡してしまうから、
その間、車に乗れない...
通勤で車を使う以上これは無理。
オークションで安く純正のやつを落として、
オーバーホール中につけておこうかと思ったけど、
いろいろお金がかかるし、オーバーホール終わったら邪魔になる...
というわけで、オーバーホールせずに買い替えることにした。

で色々探した。
そこそこ安く、寿命が長そうで、乗り心地がよく、
山道やミニサーキットでも使えそうなものを条件に探した。
結果、Trustのパフォーマンスダンパー タイプSって車高調が自分には良さそう。
これを使ってる人は少ない感じだけど(みんなHKSとかクスコとかテインとかばかり)、
実売11〜12万円と高くなく、物もよさそう。

物は決まったけど、いろいろな都合で買えないでいると、
トラストが30周年記念とかで、
値段そのままで減衰力リモートコントローラが付属されるって広告が!
というわけで、これを即買い。
買えないでいて運がよかった。
減衰力リモートコントローラ

運転席から減衰力調整できるのは、かなり魅力。
以前はボンネット開けて六角レンチで調整の部分を回したり、
リアシートに行って、調整ねじを回したりとめんどくさかった。
調整してみようかなって思っても、運転中だったり、時間が無かったりで調整しないまま。
でも、車内からコントローラのつまみをクルクル回すだけで
前後の減衰力調整ができるようになると、
気軽にいろいろ試せていい感じ。
信号待ちのときでも、変えられるし、
街乗りから、山道に移るときに減衰力をアップしたり、
人を乗せるときに減衰力を落としたりとかすぐにできてかなり便利。

それにしても車高調はどんどん進化してるなぁ
初めて買った車高調はGABのレボリューションストローク2ってやつで、
複筒式(たぶん)で4段階の減衰力調整。
フロントはマイナスドライバーで調整。
リアはタイヤを外すか、もぐりこんで調整部分を回す。
次につけたのはHKSのハイパーマックス2。
単筒式で減衰力調整は30段階。
調整はフロントは同じで、リアが室内からできるようになった。
んで次は、今回の。
単筒式で全長調整式で、減衰力調整は32段階。
調整は運転席から動かずに調整できる。
う〜ん 便利。

取り外し

作業前のER34スカイライン
最初は割と楽なフロントから。
まずはボンネットをあけて、
タワーバーがあるところのナットを緩める。
フロントのナット取り外し
んで前を持ち上げてリジットラック(うま)に載せる。
車のフロントを持ち上げ
あとは、車高調と足回りを取り付けてるでっかいナットを緩める。
フロント車高調
これで取り外し可能。
外したらこんな↓感じ。
取り外し後 取り外し後のエンジンルーム
左右外して、あとは新しい車高調と取替えるだけ。
思ったより簡単なもの。

リアはちょっとめんどくさい。
まず後部座席を取り外す。
これは足元のとこの左右にボルト2個をはずして、手前に引っ張れば取れる。
リアシート座面取り外し
んで背もたれの部分も外す。
下の方にある左右の小さいボルト2個を外して、上に持ち上げながら引っ張るととれる。
リアシート背もたれ取り外し
ここまででやっとリアの車高調の上の部分が見える。
リア車高調取り付け部
このシートベルトの奥のとこに取り付けナットがある。
これを外すためには、上のスピーカーボード?を外さないとだめ。
スピーカーボードを外すためには、その横の内装も外さないとだめ。
なので、内装も外す。
内装を外すために運転席、助手席のシートベルトのフックの部分も外す。
内装が外せると、やっとスピーカーボードを外せる。
リアアッパー部
ただこれだとリアのシートベルトの部分が邪魔なので、これも外す。
シートベルト取り外し後
これで車高調を留めてるナットを外せる。

あとは、前輪のときと同様に、リアを持ち上げる。
リア持ち上げ後
んで足回りと車高調を留めてるボルト&ナットを緩める。
リア車高調
これで外せる。
リア取り外し後
車高調取り外し自体は簡単だけど内装外しがかなりめんどくさかった。

比較

とりあえず新旧比較。
時代の違いか、設計の違いなのか、メーカの違いなのか、
意外と違いを感じる。
新旧比較 前 新旧比較 後
安いほうのトラストの方が高級感がある。
ブラケット部分が、材料からの削りだしで作ってるぽいし、
アッパー部の厚さが2mmくらい厚いし、
錆にくそうな感じだし。
新旧比較アッパー 前
新旧比較アッパー 後
これが11万円で、減衰力コントローラ付きとは安い時代になったもんだ。
ちなみにアッパー部の紫色は両方とも全く同じ色っぽい。
トラストブラケット HKSブラケット

車高調取り付け

取り付けは取り外しと逆の要領でやればいいだけ。
今回はノーマル状態ではついてるスペーサーをつけることにした。
前回ノーマルを外したときにはボロボロで再使用なんてできないから捨ててしまったけど、
意味がある部品なのだろうとつけることにした。
スペーサー 部品番号:54329-01U00 ¥230 税別 × 4枚
純正スペーサー
部品名はスペーサーって書いてるけど、
たぶん、水とかゴミとかが隙間から入ってこないようにするためのガスケットなんだろうな。
まぁ車高は0.1mmくらいアップするかな。
スペーサー取り付け
車高調を取り付けるときは、上部の2本のナットを仮締めして落ちないようにする。
フロント車高調取り付け
んで下の大きいナットを締め付けるけど、
これは1G状態にしてからがいいと思う。
足回りが延びきった状態で締め付けると、地面に車を下ろした時に、ブッシュにねじれる力が常にかかってる状態になってブッシュがすぐに痛んでしまう。
なので、地面を下ろした時と同じ状態(1G)を再現するのに、足回りをジャッキアップする。
1G再現ジャッキアップ
できれば両方の足をジャッキアップしたいけど、まぁマシかな。
あとは締め付けて完了。

リアも同じ感じで作業すればOK。
リア車高調にスペーサー取り付け
1G再現ジャッキアップ リア 1G再現ジャッキアップ 別アングル

BNR34純正ショックプレート

今回ついでにプチ補強チューン。
ER34は純正で色々なとこに補強が入ってる。
下のリング型プレートもその一つ。
ER34純正補強プレート
どこについてるかというと、リアのタワーのとこ↓。
プレート取り付け部
このプレートでどれくらい効果があるかは分からないけど、
最初からついてるくらいだからなにか意味があるんだろうな。
んで、前から気になってたのがその近くについてる2本のボルト↓。
謎のボルト2本
なにも固定されてなく、なんのためにあるんだろうって思ってたけど、
スカイライン乗りの方達のサイトで知ることが出来た。
ER34からさらに剛性アップされたBNR34GT-Rのためらしい。
というわけで、BNR34純正ショックプレートを購入♪
BNR34純正ショックプレート
部品名「PLATE-SHOCK ABS」 55249-AA320(左リア用) ¥590 税別
部品名「PLATE-SHOCK ABS」 55249-AA321(右リア用) ¥590 税別
ER34のプレートに、補強板が追加されてる感じ。
(注:同じER34でも取り付けボルトが無いのもあるらしいので、取り付けする前にご確認を)
いい機会なので車高調装着と同時に取り付けた。
追加の取り付け用ナットは、リアのアッパーマウントのやつと同じ物でOK
ショックプレート取り付け
こんな感じ。
プチ補強完了
まぁ体感できるほど違いが出るとは思わないけど、気持ち的に強化された。

減衰力リモートコントローラ取り付け

あとは内装を元に戻して完了。
戻す前に減衰力調整ステッピングモータの配線をしておく。
リアへの配線は室内なので、目立たないように内装の内側に隠していくだけで簡単。
前はエンジンルームに配線しないといけない。
これがめんどくさい。
とりあえず、運転席右奥にあるハーネスと同じとこを通した。
あとはステッピングモータを取り付けて、コントローラを配線して取り付けて終わり。
ステッピングモーターとはこれ↓のこと。
ステッピングモーター
ステッピングモータの取り付けは、元々ついてる減衰力調整つまみを外して、
減衰力調整つまみ
ネジ穴に手で回してつけて、コネクタにつなぐだけ。
フロント調整用ステッピングモータ取り付け
リアも同じ感じ。
リア調整用ステッピングモータ取り付け
あとは室内に取り付けるコントローラ。
コントローラは2つのユニットに分かれてる。
↓コントロールユニット。
ステッピングモータコントロールユニット
↓表示・操作ユニット。
表示・操作ユニット
取り付け完了後。
動作中
これで前後の減衰力調整ができる。
5つの状態をメモリきるし、簡単に切り替えられるからかなり便利。
01が最弱で、32が最強の減衰力。
モーターが動いてるときは、微かにコトコトコトって音が聞こえる。
音楽鳴らしてたら全然聞こえないくらい。
減衰力調整はニードルでやってるぽいので、運転中でも切り替え可能。あくまで独断的理論
走行中に最弱から最強に切り替えると、どんどん硬くなっていくのが分かっておもろい。

インプレッション

この車高調は、値段の割にすごくいいと思う。
乗り心地としては、一番柔らかくした状態で、純正よりちょっと固めな感じ。
フニャフニャした感じは全く無い。
ハンドリングはまぁ普通かな。
一番硬くすると、地面の細かい凹凸にあわせて車が上下に動くくらい硬い。
そのかわりハンドリングレスポンスはかなり上がる。
それくらいの調整幅があるみたいでストリートからサーキットまで使えそうな感じ。
最初は32段階の調整なんていらないよ〜って思ってた。
1段階の違いなんて分からないだろうし。
それに手で回して調整する場合、見た目では今がどの段階なのか分からないから、
またゼロに戻してそこからカウントしないといけないので、かなりめんどくさい。
でもリモートコントローラを取り付ける前提であれば、
運転席から簡単に操作できるので、こまめにいじれる32段階くらいあるほうが便利だと思った。

不満点は大きくストロークしたとき(段差を越えた時、駐車場に入るときetc)に
リアのスプリングからたまに音が鳴ることかな。
でも前のHIPERMAX2でも鳴ってたので気にならない。
あとはフニャフニャするくらいまで減衰力を小さくできたらいいなってくらいかな。
できても使い道はあまり無いだろうけど。

コストパフォーマンスの高い車高調だと思うのでお勧めかな。
オーバーホールはできない車高調だけど、
ダンパーの寿命が来た時はほとんどの人は買い替えるだろうから、
問題ないとおもう。
まぁダンパー部分だけを取り替えれば安上がりかも。
というわけで、
「車高調を取り付けてみたい」
「安くてそこそこいいのを付けてみたい」
「サーキットはあまり走らないけど、ストリートや山道で楽しく走りたい」
「車高を下げたい」
って感じの人にはおすすめ。
ただ、今はもうキャンペーンは終わってるみたいだからリモートコントローラは別売りみたい...

作業日:2007/11/25
走行距離:85030km
購入価格:113,110円

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