ブーストホース(バキュームホース)の寿命
65000kmくらい走ったころ、製造から8年ほど経って、
ある日突然ブースト計の針がほとんど動かなくなった。
全開時も全閉時もほとんどゼロ。
でもターボも効いてるっぽいし、普通に走る。
ということは、センサーに圧が行ってないだろうということで、
ボンネットを開けてセンサーのとこを見てみる。
↓ブーストセンサ(運転席側のブレーキマスターシリンダーの横にある)
シューって音がして空気が吸われてた(アイドリング中は負圧なので吸われる)。
よく見ると、付け根の部分が割れてる...
とりあえず、ホースを外す。
完全にパックリ割れてる。これじゃ空気漏れまくりだな。
ということで、ホースの破れてる部分を切って付け直した。
これですぐに直った。
快適♪と思ってたら2週間くらいでまた破れた。
また直した。
快適♪
また2週間くらいで破れた。
もうこれ以上切ったらセンサに届かなくなる...
ゴム自体が劣化し、脆くなってるのでどっちにしてもホース交換しかない。
というわけで、ディーラーに持って行って、部品注文。
自分でつけるつもりだったけど、
工賃もかからず、簡単にやってくれた。
しかも洗車までしてくれた。う〜ん いいところだ。
↓外したホース。
完全に劣化してしまってて、ヒビだらけ。
これじゃ修理しても意味無し。
下記のような症状があったら、ブーストセンサにつながってるホースを疑ってみるべし。
・アイドリング時の負圧が低めに表示される。普通は-550mmHg〜-450mmHg(-730kPa〜-600kPa)くらい
・全開時のブースト圧が思ったより低く表示される
・ボンネットを開けるとどこからか、シューって空気が漏れるような音がする
こんなときはホースの先を切ってもいいけど、あくまで応急処置。
すぐに破れるからホース交換すべし。
走行距離:67745km
部品番号:22320-AA522(多分)バキュームホース 480円 税別
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