ER34スカイラインRB25DETエンジンのLLC交換
意外と忘れがちなメンテの一つ。
LLC交換。
一般的には2年に一回くらいの交換らしい。
LLC抜き
まずは、古いLLC液を抜く。
ラジエターの下側にある、LLC抜き穴を探す。
バンパー下から覗いてみると、
アンダーカバーに丸い穴があってその奥に排水用のドレンプラグがある。
プラスドライバーで外れるようになってる。
これを緩めて外すと、チョロチョロ出てくる。
あとは上部にあるラジエターキャップを外すと、勢いよく排出される。
抜いてるあいだに、エアクリ横にあるリザーバータンクを外す。
リザーバータンクの古いLLCも抜き、
タンクも洗う。
すすぐと茶色い汚い液が...
すすぎ
次は、水路を水ですすいで、古いLLCを洗い流す。
まずは、ラジエターのドレンプラグを締めて閉じる。
水道水を上部から入れる。
入れたら、エンジンをかける。
アイドリングさせ水温を上げ、エンジン内の水路にも水が行くようにする。
ヒーター用の水路のすすぎもするため、ヒーターを最高温度にする。
水温が上がりサーモスタットが開くと、ラジエター内の水も薄緑色になってくる。
ラジエターキャップを閉めて、ちょっと走るといい感じですすげる。
これを排出して、もう一回同様にすすぐ。
これでだいたい水路はきれいになる。はず
新LLC注入
冷却水は全部で約9.4リットル。
LLC濃度は、30%にするので、
3リットルをラジエターに入れる。
あとはラジエターいっぱいに水道水を入れる。
これで注入は一応完了。
エア抜き
注入は終わったけど、まだ気泡がたくさん入ってる。
なので、この気泡をとるエア抜きが必要。
エンジンをかけ、放っておくと
コポコポって泡が出てくる。
泡が出ると、ペットボトル漏斗内の水が減っていく。
ある程度抜けたら、ラジエターキャップをはめ、ちょっと走りまわる。
んでちょっと水温が冷えたところで、ラジエターキャップを外すと、水分が減ってる。
水を追加。
何度かそんな感じを繰り返して完了。
走行距離:104352km
[ トラブル集&メンテナンスに戻る ] [ 上の方に戻る ]