MFDの液晶パネルの表面が劣化してボロボロに → 交換
MFD(マルチファンクションディスプレイ)を取り付けてかなりの時間が経った。
やっぱり時間が経つと経年劣化が起きる。
そしてMFDの液晶画面も劣化してしまった。
↑の写真みたいに画面がシワシワに。
最初は↓みたいに、画面の端が少し滲んだ感じになってただけだった。
それが時間の経過とともに広がっていき、画面の大部分がシワシワになっていった。
R34が発売された当時は純正で液晶画面が装備されるのは珍しい時代だった。
なので、この液晶は車専用に作られた液晶パネルじゃないんだと思う。
夏場の車内は高温になるし、冬場は零下になることもある。
それが繰り返されることで、劣化していったんだと思う。
こうなったら基本的には交換しかない。
というわけで、新しい液晶パネルを買って交換した。
交換作業
とりあえず液晶パネルを調達。
まだ保護フィルムが貼られている状態。
↓裏面。
交換するには、まずMFDを取り外す。
あとは、分解して表示部を取り出して、その液晶を交換するだけ。
分解好き♪
メイン基板と、表示・操作部を分離。
ネジを外していくだけでOK。
表示部が出てきた。
液晶パネルの前面には、黒色の偏光パネルが取り付けられてる。
偏光パネルを取り外すと液晶パネルのみになる。
これを交換するだけ。
劣化した液晶パネルは、コーティングが浮き上がり、表面はシワシワになってた。
触るとボロボロ剥がれる状態。
ちなみに偏光パネルは、液晶画面の保護&フロントガラスへの映り込みを防ぐためにつけられてる。
正面から偏光パネルを見たときは、透けて見える。
斜め上から見ると真っ黒になって何も見えない。
これでフロントガラスへMFDの画面が映り込むのを防いでる。
仕組みは単純。パネルの中に横向き沢山の平たいバーが埋め込まれてだけ。
斜め上から見ると、そのバーの表面が視界を塞いじゃうから見えなくなる。
話が脱線したな。
あとは新しい液晶パネルに交換。
新しいだけあって、表面はピカピカツルツル。
ホコリや、指紋をつけないように、丁寧に偏光パネルを取り付ける。
操作部に取り付けて、
メイン基板とくっつけたらOK。
車に取り付けたら交換作業は完了。
インプレッション
なんでもとりつけて最初の起動はドキドキする。
エンジンを掛けてみる。
おぉぉ
綺麗で鮮やかな映像がMFDに表示される。
もちろん滲みや、シワシワ感もない。
一部だけ新車気分。
バックライトも新品になったので、輝度が上がった感じ。
そして色温度も上がった感じがする(ほんの少し青みが強くなった)。
バックライトも劣化してて徐々に色温度も下がってのかも。
本来の色味に戻ったとも言えるのかな。
結果的に、大満足。
車内の劣化は目につくところなので、気になりやすい。
そしてボロく見えちゃう。
それが解消されたことで、体感的には一気に新車に戻る。
ってわけであと40年は乗れそうかな。
走行距離:144,244km
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