レカロシートに穴が開いた
長年シートを使ってると、よく擦れる部分の生地が薄くなる。
それがさらに進むと、破れてしまう。
で、実際そうなった。
場所は、脇のサポート部分。
駐車場に停めた時など、隣に車があってドアをあまり大きく開けられず、
乗り降りすることが多いので、ここが強く擦れる部分になる。
シートの布は丈夫だと思ってたので気にしていなかったけど、
意外と破れるもんだ。
ここらへんは純正のシートの生地が最強だろうな。
まぁ穴が開いちゃったものはしょうがない。
どうにかして修理する。
とりあえず思いついたのが、アイロンで貼り付けられる布みたいなやつ。
でも、シートのように常に体との摩擦があって、
負荷が高い部分には向いてないんじゃないかなって気がした。
これを貼ってもすぐに剥がれちゃいそう。
(小学生時代の家庭科でのイメージ)
他の方法を探すため、シートメーカーのBRIDEのHPを見ると、
チュ−ニングパットってのがある。
これだと丈夫そうだし、穴の上にこのパッドを被せればいいんじゃないかなと。
ただ、穴の空いた部分に合うようなパッドはなさそうだし、
体とあわなかったら困る。
で、これも却下。
そのほか色々調べてると、
ジャージの補修用のシートってやつが使えそうな気がしてきた。
ジャージは丈夫だし、伸縮性もある。
アイロンで貼り付けるタイプだけど、ジャージ用だから剥がれにくいはず。
値段も手ごろでいい感じ。
というわけで、手芸屋さんに行って買ってきた。
その名も「ジャージの補修シート」 そのまんまだな。
シートをアップすると、裏面には透明の接着剤?のようなものがついてる。
これがアイロンで熱せられると融けて布とくっつくっぽい。
補修作業
まずは、穴の空いてる部分の整形。
といっても邪魔になる部分(ほつれた糸など)を切り取るだけ。
次にその穴の部分を覆うような布を用意する。
とりあえず、穴の上に被せておく。
あとは、補修シートを自由な形に切り取って、
上におき、アイロンで貼り付ける。
剥がれにくいように、角の部分は丸く切り取った。
あとはできるだけ補修シートの端の部分が、体と擦れる部分にならないようにした。
家でアイロンを温め、温度が上がったら、走って駐車場まで行き貼り付け。
一人じゃ補修シートを押さえながらの貼り付けは難しいので、
手伝ってもらいました。
これを3回ほど繰り返して貼り付け完了。
結果、思ったより綺麗に補修できた。
よく擦れる部分なので、丈夫なジャージの生地を貼り付けられた感じ。
見た目は、布質は違うが同じような色なので違和感も思ったより無い。
もし、シートが破けて手軽に補修したいって人にはお勧め。
走行距離:91893km
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