ER34スカイラインのステアリングマウントのブッシュ交換
ER34を手に入れて初めて運転したとき、
ハンドリングのシャープさに驚いた。
車の重さを感じさせないし、
ハンドルを切った瞬間に曲がり始める。
その印象が深く刻み込まれてる。
ただ徐々にその記憶と、
実際の動きにズレを感じてきた。
これが劣化か〜
と思ったけど、何がどう劣化するとそうなるかはよく分からなかった。
色々考えたり調べた結果、
徐々に劣化するのは、やはりゴム類。
ボディも徐々に劣化するだろうけど、
ぶつけたとか錆びたとか、溶接がはがれたとかじゃないとほとんど変化しない。はず。
で、結論として、乗り心地やハンドリングの劣化は、
ゴムでできたブッシュ類の劣化が原因だと思う。
というわけで、ブッシュ類を交換して元の姿に戻して行っている最中。
で今回は、ステアリングラックをマウントするブッシュを新品に交換。
交換開始
ステアリングラックは運転席側と助手席側の2点で固定されてる。
この固定にはゴムブッシュが使われてて、
ここの交換。
まずは恒例の車体持ち上げ。
意外と作業がやりにくい場所。
ウマをかけて安全を確保してから作業しましょう♪
とりあえず固定しているボルトを緩め金具を外す。
するとラックが手で動かせ、持ち上げるとブッシュが外せる。
↑これは助手席側
薄いゴム製のペラペラの輪っかでできてる。
あまり交換しても変化無さそう...
助手席側はただ支えてるだけの感じ。
次は運転席側。
これが苦戦した。
まず、古いブッシュがキッチリはまってて、なかなか抜けない。
こんだけガッチリだったら、交換しても変化無いのでは?って気になる。
マイナスドライバーでこじってなんとか取れた。
取れたら↓こんな感じ。
ついてたブッシュは上半分と下半分で2分割されてる。
↑上半分。左が新品、右奥がお古。
↓下半分。左が新品、右がお古。
このブッシュは中に金属が入っていて、
かなり硬い。
ドライバーでこじったりしたからゴムの部分が削れてるけど、
交換しなくても変わらない感じ。
あとは外すときと逆にブッシュをつけて、
ボルトを締めて完了。
といきたいとこだけど、
この運転席側のブッシュが硬くてなかなかはまらないので、
締め付けるのもできない。
さらに作業しにくい位置で力も入らない。
かなり苦労した。
助手席側は簡単。
インプレッション
交換後、運転してみたけど、はっきりいって変化なし。
厳密にはあるかもしれないけど、
体感できるほどの変化はないな。
ブッシュ自体もほとんど金属でできてて、
ちょっとゴムがついてるって感じで、
劣化してもあまり影響無さそうだし。
というわけで、10年10万キロ程度だと交換する必要なしだと思う。
走行距離:106582km
今回買った部品
運転席側
54444-AA100 INSULATOR 0
54444-AA101 INSULATOR 0
助手席側
54445-71L00 INSUL-RACK MTG. 0
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