FLAT OUT
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タイロッドエンドのグリス漏れ

ER34を手に入れて3度目の車検に近づいたある日、
車をジャッキアップして車検前チェックをしていたら、
タイロッドエンドのゴムブーツが破れ、グリスが漏れているのを発見。
左側タイロッドエンド
↑左側
↓右側
右側タイロッドエンド
新車から9年、8万5千キロ走ってるから寿命でしょう。
ゴム製品は経年劣化するので、破れるのはしょうがない。
ついでにフロントタイヤを上下、左右方向に揺らしてみる。
左フロントが左右方向にガタがある。
ということはタイロッドエンドのジョイントのガタ。
(上下方向にあったらハブベアリングのガタ)
ガタの修理はむりなので交換。
ついでに右も新品交換。
ガタが無ければ、ブーツ交換だけでOKだと思う。
で、新品で部品を注文。
新品のタイロッドエンド

交換作業は工具(タイロッドエンドリムーバー)さえあれば、それほど難しくない。
↓こんなやつ
タイロッドエンドリムーバー
まずはタイロッドとタイロッドエンドをロックしてるナットを緩めておく。
その前に、元々タイロッドエンドが付いていた場所を自分で決めた基準点から測り、記録しておく。
これをしておかないと、アライメント取りが大変。
自分の場合は、ビニールテープをタイロッドに貼って基準点の代わりにした。
次にペンチを使ってナットが緩まないための?割りピンを抜く。
あとは普通にナットを外す。

ここまできたらさっきの工具(タイロッドエンドリムーバー)の出番。
タイロッドのボルトを押し出すようにセットして、リムーバーのボルトを締め付けていく。

どんどん締め付けていくと、「ドンッ」って大きな音がして外れる。
あとはタイロッドエンドをクルクル回せばとれる。
↓こんな感じ

新旧比較

古いほうは破れて中のグリスが出てきてる。

あとは新品を取り付け。
外すときと逆に進めていけばいいだけ。
記録していた元の位置までタイロッドエンドを回しいく。
目的の位置まできたらロックナットで固定する。
次は、ハブのところにタイロッドエンドの先を刺して、
ナットを締め付けると、勝手にはまり込む。

あとは割りピンでナットが緩まないように固定すれば完了。

車も製造から10年近くになると、ゴム製品は劣化してると思う。
なので、時間が空いてるときにでも点検してみるのがお勧め。
早めに劣化が見つかれば、安く済むことも多いので。

修理日:2007/12/02
走行距離:85402km
部品番号:D8520-15U26(タイロッドエンド)5070円 ×2 税別

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