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2008/05/24 - 質問回答〜 ドリフト挙動&ヒール&トウ

ドリフト
メールで質問があったので、せっかくなのでここで回答。
あくまで自分の見解です。
車の運転に興味ない人はつまらない内容です。

★ドリフト中のシフトチェンジは挙動に関係するか?
回答:します。
シフトチェンジするためにクラッチを切ると、
その間は進む力はなくなっちゃうので、減速したり、ドリフトが戻ろうとしたりします。
そのあとクラッチをつなぐときにエンジン回転が合ってなければ、
いっきに滑ってスピンしたりします。
そういうのを考慮して、うまくコントロールすれば何事も無かったようにドリフトは続きます。
うまくなれば、シフトチェンジによる挙動の変化をうまく使ったりできます。
よくあるドリフト中のシフトチェンジは、
3速でドリフト中に減速しながらその先にある低速コーナーを曲がる場合とかに、
シフトダウンして2速に落としたりします。
これは意外と簡単で、クラッチを切っても車の勢い(慣性)があるので、
その間勝手に滑って行きます。
勢いがあるうちに普通に2速に落としてエンジン回転をあわせてクラッチをつなげばOK。
逆にシフトアップドリフトはある程度パワーがないとできないですね。
2速でドリフト中に加速しながら3速にシフトアップしてさらにドリフトを加速していく感じです。
どっちにしてもドリフト角度とか、速度とか、タイヤ、路面によって、
うまくコントロールしないとクラッチを踏むとすぐにドリフトが戻っちゃいます。
まぁ極論を言うと、どんな操作(ハンドル、アクセル、シフトチェンジ、ブレーキ)も
ドリフトの挙動には関係します。

★ヒールアンドトウの意味と使い所は?
ヒール&トウは主にマニュアル車のテクニック(実はATでも有効)だけど、
右足つま先でブレーキを踏みながら、
シフトチェンジ時に右足かかとの部分でアクセルをちょんと踏んで、
そのギアにあったエンジン回転数にあわせる運転技術。
ブレーキングで減速しながら、シフトダウンも同時にしたい場合にするかな。
これは自分でやってないと意義が分かりにくい操作だろうな〜
自分の場合、常にエンジンのおいしい部分の回転を維持するためにやるって感じかな。
ついでにシフトダウンすることでエンジンブレーキの効きもよくなるので、
多少ブレーキの負担が減るかな。
簡単に言ったら、速く安全に走るためにやる。
例えば、直線を5速くらいで走ってるときに、
2速でちょうどいい感じのカーブに差し掛かったときに、
どうするとスムーズかつ安全に速く走れるかを考える。
すると、必然的にヒールアンドトウをするってことになる。
ヒールアンドトウをしない場合は、
まずカーブ手前までに減速しないといけないのでブレーキを踏む。
カーブを曲がる速度まで減速したら、2速にシフトダウンして曲がる。
カーブを曲がってる途中でシフトダウンするのは危険(理由は自分で考えて)だから、
減速後の直線でシフトチェンジする必要がある。
その間はシフトダウンのためだけに無駄に空走してる。
ヒール&トウをする場合は、
最初のカーブ手前までに減速するときにブレーキを踏みながら、
シフトダウンも同時にできちゃう。
あとはカーブをちょうどいいパワーをかけながら曲がっていける。
ヒール&トウをすれば、最小限のブレーキングで、無駄な時間を減らせるって感じかな。
使いどころは、はっきり言えば、減速時にシフトダウンが必要なときはいつでもかな。
街乗りだと赤信号のときの減速だろうと、
停車時の減速だろうと、山道での急減速だろうとです。
理由はいろいろあるけど、簡単に言うと、
常にエンジンと路面がつながってる状態が安全だと思うから。
どんな状態のときでも自分でコントロールできる部分を減らさないのが
安全につながるって持論。
クラッチを踏むとエンジン回転とタイヤは切り離されちゃう。
この状態は自分でコントロールできるアクセルという選択肢を切り離しちゃってる。
クラッチを切ったままブレーキだけで減速なんて怖くてできないし、
クラッチを切ったまま坂道を下るとか、カーブを曲がるなんてありえない。
シートベルトをしてないと落ち着かないのと同様に、
クラッチが切れてる状態は、体が無意識に拒否してしまう。

なんか話が脱線したけど、
常に回転を合わせて一瞬の半クラ程度で
シフトアップダウンをできるようにしておくのがお勧め。
んで、エンジンと路面のつながりを切るのは、
シフトチェンジ時の一瞬と、停車時だけってのがいいと思う。
それを実現するためのテクニックのひとつがヒール&トウかな。
なんか長くなっちゃった。

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