2010/09/26 - 5mで300万円!?
この前オーディオ系のニュースを見てたら、
高級スピーカーケーブルの発売記事があった。
5.4mでペア300万円の最高級スピーカーケーブル(別サイト)
読んでると、目が飛び出た。
おいおい
単なる銅線が5mで300万円!?
意味不明...
これを買う人はどんな人だろ?
左右2本分買ったら高級車一台になるな。
普通の数百円で売ってる銅線と比較しても音は違わない(体感できない)気がする。
高額な金額を支払ったことを自慢するためか、
高級ケーブルを使用してることに対する満足感を得るために存在する製品な気がする。
実際人間の耳で、聞き分けられるほどの差が出ない気がする。
自分で実験しようと思わないけど、
ネットではいろんなとこに情報があった。
針金ハンガーをケーブル代わりにしたものと、
高級ケーブルと比較実験したけど明確な差はでなかったと。
モンスターケーブルvs. 針金ハンガー対決(別サイト)
スピーカーケーブルのオススメは?ABXブラインドテスト結果から考える(別サイト)
スピーカ用銅線としての性能は、
安いのでも、高いのでも誤差範囲しか変わらないだろうな。
安物と高級品の違いは見た目と材質と値段かな。
こういった商品は、高価な装飾品と同じようなもんなんだろな。
できるだけコストをかけ、できるだけ豪華に見せ、
買った人を満足させるため。
まぁ高級品を買ったという気持ちで、
脳に効き、音がよく聞こえるのはあるかも。
いい音とは何か?っていうと、人によって違う回答になると思う。
・録音したときの音がそのまま再生されるのがいい音
・エフェクトをかけて気持ちよく響く感じがいい音
・ひたすら大きな音で鳴るのがいい音
・ウーファーで低音がズンズンなるのがいい音
など、聴く人によって色々な感じだと思う。
いい音ってのは数値で表せないし、
人それぞれの感覚によって違う。
オーディオについては素人だけど、
今のところオーディオで重要なのはスピーカ選びだなと思う。
いろんなスピーカを聞き比べたけど、
同じメーカーでも機種によって音が全然違うし、
同じような価格帯でもメーカーによって音が全然違う。
高ければいいってわけでもないし、
はっきり言って、どっちが好きか問題になりそう。
音楽はいい音(自分にとって心地いい音)で聴きたい。
ある程度のお金をかけないといい音で聞けないこともわかってる。
だから、ほんとうに価値があるものか見極めるために、
盲目的にならず、冷静に判断していい製品を選びたい。
車のチューニングにも当てはまる話だな。
どの業界でも同じようなもんかもな。